2011年10月11日

アオイロヨロイゼミ




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アオイロヨロイゼミ分布図.bmp
分布:カラエラ、ティタン

体長:42〜45mm







名前の由来になっている青色の体と白い縁取り模様が特徴。

その前翅はカブトムシの様に硬く発達しており、外敵から身を守る役割を果たしている。

オスはビィビィと大きな音で鳴く。これは共鳴室からの振動を硬い前翅にも伝え、振るわせる事によって出すヨロイゼミ特有の鳴き声である。

彼らは気温の高い日中に活動する。日陰になっている樹木などに集まり、ストローの様な口を挿して樹液を吸う。

西テジュラス区西南部に広く生息しており、森林などの樹木が密集している場所では比較的容易に採取する事が出来る。










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腹部の側面に見えているのが共鳴室である。それを避けるようにカーブを描いた前翅がヨロイゼミの特徴だ。

彼等の体は見た目より軽い。身を守る為の鎧の下には後翅が収まっており、他のセミと同じ様に飛ぶ事が出来る。








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丸みのある体の形はレトロな自動車の様だ。





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アオイロヨロゼミの死骸


彼等は幼虫の期間を地中で過ごす。

卵から成虫になり地上に出るまで、その地中生活は5年にも及ぶ。

成虫になってからの彼等は1ヶ月程しか活動出来ない。








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頭部の中央には3つの単眼がある。

その眼は光を感知する事が出来、彼等は太陽の位置を参考に体の向きを知ると考えられている。















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※写真の標本はティタン産♂42mm個体






























            
タグ:ヨロイゼミ
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シラフオオテッコウ




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分布:エルナ

体長:69〜75mm







白い体色や背中の斑点模様が特徴。

前肢が大きく発達しており、それは戦いに使われる。餌場に近づく他の昆虫を力強いその肢で投げ飛ばしてしまうのだ。

翅は退化し開かず、飛ぶことは出来ない。その他、平たく前に伸びた胸部など彼らの姿は特徴的だ。

テッコウムシはフナフル区にしか生息していない。しかしその種類は豊富だ。

彼らは大陸から切り離された島で独自の進化を遂げ、繁栄に成功したのである。

シラフオオテッコウは中でも大型で、森の王者と呼ぶに相応しい姿をしている。










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鹿の角の様に大きく発達した前肢





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テッコウムシの胸部は反り返る形で角度が付いており、それは肢の付け根が前方から確認出来る程である。

この特徴から、彼等は力強い大きな動きで他の虫を投げる事が出来る。








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前肢を広範囲に動かす事が出来る胸部の形。横からの姿が印象的だ。


樹液に集まる様々な種類の甲虫。仮にそれら全てが同じ大きさだった場合、一番強いのはテッコウムシだといわれている。

7センチもの体を持つシラフオオテッコウは他の虫にとって脅威とも言えるだろう。








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名前の由来にもなっている、背中の白い斑点模様















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※写真の標本はエルナ産♂71mm個体





























               
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イッカクシコロカブト




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分布:アスタン、アスマリア、
    サニア・エビナ、
    ティラエストル

体長:68〜81mm







胸部が襟巻き状に拡がり盾の様になっている。その形状から鎧兜の部位にちなみ、その名が付けられた。

頭部からは太く短い角が伸びており、その体で相手を押し出すようにして戦う。迫力のあるその姿はまるで重戦車の様である。

体は黒色で強いツヤがある。

夜から朝方にかけて活動し、樹液や果実などに集まる。

東テジュラス区南部からリルー区北部まで広く生息し、サニア・エビナでは体長が80mmを超える個体もある。

メスには盾も角も無く、オスと並べると同じ種類とは思えないほど印象の違いがある。










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前肢を広げ、こちらを威嚇している。


彼等は非常に好戦的だ。餌場に近づくものがあると、すぐさま戦いを仕掛ける。

その動きは素早く、小さな甲虫などはひとたまりも無い。








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自分より大きなものにも怯む事は無い。





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朝方のイッカクシコロカブト





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彼等の体は重く、それを支える肢も力強い。時には前肢で他の昆虫を投げ飛ばそうとする。





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黒い体は迫力があり、暗闇で活動するには都合が良いようだ。















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※写真の標本はティラエストル産♂71mm個体






























                 
タグ:カブトムシ
posted by hanamuguri at 11:23| Comment(0) | 記録